10代のMtFさんへ
こんにちは。
突然ですが、私は中学生の頃、性同一性障害と向き合うことを諦めたことがあります。
理由は話すと長くなるのでまた今度にしますが、今では人生の中で一番後悔した選択と言えるでしょう。
今10代のMtFさんへ私と同じ後悔をして欲しく無いため、
ここに記事として残します。
この記事でわかること!
- 10代から治療する利点
- 自分と向き合うことの重要性
- 当事者の苦悩
POINT
1.当事者の後悔
2.第二性徴期の利用
2.第二性徴期の利用
3.自分と向き合う
4.当事者の経験談
4.当事者の経験談
1.当事者の後悔
冒頭でもお話ししましたが、私が最も後悔している事として、
10代からホルモン治療を始めていれば…ということがございます。
それはなぜか…?
第二次性徴期の骨格変化による弊害に悩まされているからです。
女性への転換を希望するMtFさんにとって、
第二次性徴期の肉体的変化を利用することは非常に重要なのです。
早めの治療は、身長の伸びや体型の変化など、
身体的特徴の適合を助けることができます。
その他にも、今後かかる費用の削減など
MtFさんは早めに治療するほどメリットが多いのです。
次の章で詳しく解説していきます。
2.第二性徴期の利用
まず、第二性徴期の身体的変化についてですが、
代表的なところでも以下が挙げられます。
◇主な肉体的変化
・身長
・顔面の骨格
・喉ぼとけ(声変わり)
・肩幅
・あばら骨
・骨盤
・体毛
・髭
・乳腺の発達
etc....
かなりの変化が見られますね。
もしこの変化を成人後に修正(整形)しようとするとかなりの費用が掛かります。
そして、以下の記事でもまとめた通り、
MtFさんの重要項目として外見パス度が非常に重要となります。
成人後に修正しようとした場合の費用などをまとめていきます。
・身長
足の骨を削るといった整形方法がございますが、
手術の複雑さ、骨折や変形、合併症といったリスクがあり非常に危険です。
費用も100万~200万と高額であり、相対的に足が短くなるのでお勧めはできません。
・顔面の骨格
FFS、いわゆるFacial Feminization Surgery(顔面女性化手術)という手法がございます。
FFS整形は、額の脱毛、眉毛の整形、鼻の形状変更、顎の輪郭調整、喉頭蓋プロテーゼの挿入など、さまざまな手術技術を組み合わせて行われることがあります。
費用は施術する箇所にもよりますが、25万~120万ほどとなっております。
・喉ぼとけ(声変わり)
喉ぼとけ切除、声帯の手術では甲状軟骨形成術IV型が該当します。
私も数年後に受けようと思っておりますが、費用は70万(保険適用外)ほどかかります。
・肩幅
鎖骨を切って肩幅を縮める手法がございます。
しかし、10%以上削ってしまうと機能障害が発生してしまうため、縮められても1cm~3cm程度だそうです。また、肩甲骨などは縮められないため相対的にまき肩になる可能性もあり費用は120万から150万ほどかかります。
・あばら骨
一般的に、男性のあばら骨は女性のそれよりも広く、平らな形状をしています。
MtFの人々が女性的な体型を得るためには、胸の形や輪郭を女性らしく見せるために、あばら骨の形状を変える必要があります。このため、あばら骨整形手術を行う場合、あばら骨を削って狭くすることで、胸の輪郭をより女性らしく見せる効果が期待されます。
こちらもリスクや副作用が大きく、
費用も150万と高額であるためあまりお勧めができません。
・骨盤
男性と女性では骨盤の形が異なります。
そのため、MtFさんは身体の逆三角形化が顕著に目立つ形となります。
一般的に骨盤を広くする手術はありません。理想的なAラインを作るためには体脂肪の分布を変え女性らしいヒップラインを目指す必要があります。
・体毛・髭
特に髭はMtFさんの厄介な悩みの一つかと思います。
髭は医療脱毛を行う必要があり、現在では2,3万でうけられるところもございます。
問題は期間であり、最低でも10回以上通う必要があるため1年から2年ほど完全脱毛に期間を要します。
・乳腺の発達
バストの成長は第二性徴期に表れ始める為、
そこに合わせてホルモン治療を行うのが最も最適であると考えております。
成人後の成長度合いは60%以上がAカップを超えられないといったデータが存在する為、
豊胸手術に頼る必要がございます。
費用は手法にもよりますが100万以上はかかると思っておいてください。
3.自分と向き合う
ここまでで、成人後に理想に近づけようとすると
途方もないお金とリスクに向き合わなければならないことがおわかりいただけただろうかと思います。
それほどまでに10代から治療を始める利点は大きいのです。
ちなみに私のように大学を卒業して一人暮らしを始めてから、
本格的に動き出そうと考えている場合、早くても23歳、24歳くらいからになると考えておいてください。治療の環境を整えるのにはそれだけお金がかかるものです。
今一度自身を見つめなおしてみてください。
今こそ行動を起こすべきなのです。
ただし気を付けてほしいこととしては、
個人輸入などで女性ホルモンを打たないことです。
最悪死ぬ可能性がありますので、必ず病院で適切な診察を受けてからにしましょう。
治療に踏み切れない貴方は、後悔しない選択を今一度考えなおしてみてください。
終わりに
◇近況報告
めちゃ温かくなってきましたな!!
近所では祭り用の屋台を準備している兄貴たちで連日にぎわっております(笑)
等の私はというと、
花粉症が酷すぎて連日発狂しております^p^
記事内容ですが、たらればを考えるのは良くないといいます。
それでもやらずに後悔するというものは精神的に来るものがありますね…
最後にモチベーションアップの為、
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