社会的パス?「パス度」とは?
「パス度」それは我々MtFさんを最も苦しめる要素と言えるでしょう。
外見、声、性別表現、法的な性別変更など、様々な要素がパス度に影響を与えます。
今回はパス度についての調査結果を記事にしました。
この記事でわかること!
- パス度の概念と種類
- パス度で考慮すべき観点
- 当事者の経験談
POINT
1.パス度の概念
2.パス度の種類
2.パス度の種類
3.考慮するべき観点
4.当事者の経験談
4.当事者の経験談
1.パス度の概念
「パス度」は、公用語では無く俗語となります。
一般的には「パス」とも呼ばれ、トランスジェンダーの人々が自分の本来の性別と認識される度合いを指します。
この指標は外見、言動など多岐にわたり、
個人によって異なります。
MtFさんの場合は女性とみられる度合いと読み替えられますね。
2.パス度の種類
「完パス」「配慮パス」など、
パスにも色々と種類がありますが今回はパス度の要因に焦点を当てて分類わけを致しました。
ちなみに「完パス」は完全に女性として見られて疑いの余地はぬぇ!
「配慮パス」はああ、そういう人なのねホヘーって感じです。
◇外見パス度 point!!
外見が自己識別した性別に合致している度合いを指します。
身体的特徴、服装、メイクなどが含まれます。
また、後述する経験談にも記載しますが、
MtFさんの場合はこのパス度が非常に重要な要素となります。
◇社会的パス度
社会的な状況で自己識別した性別として認識される度合いを指します。
名前や代名詞の使用、公的文書上の性別などが影響します。
イメージしずらいと思いますので、
さらに具体例を記載します。
名前や代名詞の使用
貴方が女性の名前を使用した際に、
違和感なく受け入れてもらえるかといったイメージです。
公的文書上の性別
パスポート、運転免許証、出生証明書などの公的な文書に記載されている性別が、個人の自己識別した性別と一致しているかどうか。
◇身体的パス度
生物学的な性別特徴が自己識別した性別に近い程度。
ホルモン療法や性別適合手術などの医療処置が関連します。
これは外見パス度のより身体に特化した話となります。
女性とどのくらい生物学的に類似しているかといった具合ですね。
◇精神的パス度
自己識別した性別と一致する自己認識の程度。
自己受容や性同一性に関連します。
これはまあ、普通にパスしてると思います(笑)
3.考慮するべき観点
これは個人差があるため、あくまでも私の見解ですが、
パス度で考慮するべき順番は以下であると結論付けてます。
外見パス度=社会的パス度>身体的パス度>精神的パス度
理由は非常に残酷な現実ですが、
世間一般では結局見た目が全てなのです。
マイノリティが尊重され始めた現在ですが、
それでも偏見というものは尽きません。
また、外見パスと社会的パスをイコールとした理由ですが、
我々MtFさんは他人の助けが非常に重要となります。
外見パスの度合いを挙げる一番の助けは、
人の目による判断となります。
社会的パス、つまりは理解者を作ることが外見パスを向上させる一助になると判断したため、この順位としました。
4.当事者の経験談
パス度に関するトピックで私が経験した内容を合わせてご紹介いたします。
良かった出来事と辛かった出来事合わせて紹介します。
良かった出来事
私はホルモン治療を隔週で受けているのですが、
その際、かかりつけ医師との会話にて「扉を開けて入ってきた時の雰囲気が依然と比べて女性らしくなった。」と言われました。
親にすらカミングアウトしていない身としては第三者からの感想は非常に参考となるため、個人的には嬉しかったエピソードとなります。
また、ロングスカートなどを普通に履いて外出するようになり
最初は非常に不安でしたが、案外人に後ろ指刺されることもなかったのが嬉しかったです。
辛かった出来事
なかなか脱毛しきれない髭、広い肩幅、理解者が居ない孤独感…
挙げていたら死にたくなってきたので以下のエピソードにします。
私は、メイク方法などを日々研究をしていますが、
出来上がった自身の顔に失望を隠せない毎日が続いています。
人によってメイク方法は全く異なるため、
失敗続きなのは仕方ありませんがかなりメンタルに来るものがります。
終わりに
◇近況報告
とりあえず生きてます。
情緒は相変わらず不安定ですが、それでも頑張って生きてます。
ああ、ネガティブな話はやめだやめ!
サイトをリニューアルしました!
と言ってもレイアウトとかナビゲーションとか裏の更新が主ですが(笑)
4月を目前として私のラボにも新たな人員を追加しようと検討している次第でございます。
^p^はどうなったかだって?
こいつは検討に検討を重ね検討を加速させ・・・・
最後にモチベーションアップの為、
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