性同一性障害の診断書を受け取るためは医師による診断が必要となります。
受診の際には「問診」と「カウンセリング」を並行して行います。
この記事では「問診」側の内容をまとめていきます。
Contents
1.初めに
2.諸経費
3. 問診
1回目:全体説明
2回目:染色体検査
3回目:染色体検査の結果と説明
4回目:泌尿器科受診
5日目:診断書発行手続き
4.最後に
初めに
お疲れ様です。
今年はホワイトクリスマスになりそうですね。
皆さんも綺麗なイルミネーションを見ながら楽しいひと時をお楽しみください。
私ですか?
上司と言うサンタさんから
仕事の山がプレゼントされました。
嬉しいです!!!!
F●uuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuck!!!!!!!!
さて、
12月に入りまして遂に診断書発行手前まで進ました。
サタンさんのせいでまとまった時間が取れないので全5回分の診断を「問診」と「カウンセリング」パートに分けて記事に致します。
今回該当するガイドライン事項
3.診断のガイドライン
1)ジェンダー・アイデンティティの判定
2)身体的性別の判定
3)除外診断
4)診断の確定
諸経費
診断書発行までにかかる費用として私は8~9万程度かかりました。
クレジットが対応しているかどうかは確認しておいた方が良いかと思います。
カウンセリングは保険適用外の為、100%実費、問診は保険対象となるため、30%負担となります。
問診
1回目:7,810円(3割負担:2,340円)
2回目:43,070円(3割負担:12,920円)3回目:6,540円(3割負担:1,960円)
4回目:4,040円(3割負担:1,210円)
4回目:4,160円(泌尿器科受診料)
推定:5回目:30,000円(診断書発行料)
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合計金額:48,430
カウンセリング
3回目:7,000円
4回目:7,000円
1回目:7,000円
2回目:7,000円3回目:7,000円
4回目:7,000円
5回目:7,000円
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合計金額:35,000
最後に診断書が発行されるのですが、発行費用に3万程掛かると説明を受けました。
問診
1回目:全体説明
初回は、医師から今後どのような診断を行うかなどの説明が行われます。
何か質問がありますか?と聞かれた際に脱毛などの事を相談しました。
もしかしたら提携している施設を紹介してもらえるかもしれません。
私は次回紹介しますと言われて忘れ去られました。
2回目:染色体検査
2回目では染色体検査を実施しました。
染色体検査と言っても実際に私たちが実施するのは採血のみです。
3回目:染色体検査の結果と説明
3日目では染色体検査の結果とその内容についての説明がありました。
以下は私の診断結果となります。
(1/2枚目)
検査項目
染色体検査にはG分染法とFISH法と言うものがあるようです。
要するに、G分染法を使って72時間細胞を培養させ染色体を確認します。といった内容です。
G-BANDING(G分染法)
末梢血液中の白血球細胞を培養後、スライド上に標本を作製しギムザ染色を行うことにより判明する縞模様のバンドを評価することで、染色体全体の数や構造の変化をおおまかに判定する検査法です。よく認識されている染色体の数的異常や構造異常は通常この検査で診断可能です。
引用サイト:埼玉県立 小児医療センター
核型
核型
核型【かくがた】 1個の核に含まれる染色体を大きさや形の順序にしたがって配列し,式や図で表したもの。 染色体の長さ,紡錘糸がつく場所(動原体)の位置などが形の特徴となる。 核型は核分裂(細胞分裂)で正確に娘(じょう)細胞に伝えられるのが普通で,分類や進化を調べる手掛りとなる。
引用サイト:コトバンク
ここで見るべき部分は「XY」と言う記号です。
染色体には「性染色体」と言うものがあります。
「性染色体」は文字通り、人の性別を決めるための情報を持っている染色体の事です。
女性の場合は「XX」、男性の場合は「XY」と言う記号であらわされます。
この診断書から読み取れることは、
診断の結果あなたは染色体情報的には男性ですよ。っていう事ですね。
(2/2枚目)
2枚目は実際に染色体を観察した画像となっております。
少し話がそれてしまいますが、正常な人の細胞には46本の染色体がございます。
詳細は内容は省きますが、これらは人を構成する情報を担っている為、過不足がある場合
知的障害や成長障害などの異常を伴う原因となります。(例:ダウン症等)
より詳しく知りたい場合
→引用サイト:瀬川記念小児神経学クリニック
4回目:泌尿器科受診
4回目は問診の後に泌尿器科を受診します。
大体はその病院か、提携している泌尿器科への紹介状を受け取って受診する形になります。
私は、当日中に終わらせようとしましたが、タイミング悪く泌尿器科の午前診察が終わってしまったため、2時間ほど時間をつぶしました、、
診察内容は「エコー診断」と「触診」でした。
「エコー診断」では、「子宮」が存在しないかなどを確認しているとのことです。
「触診」では、実際に生殖器を触られますので事前に理解しておきましょう。
以下は診断書です。
この診断+染色体検査によって、「身体的性別の判定」が確定しました。
5回目:診断書発行と治療の説明
次の診察になりますが、診断書発行になります。
発行されることでようやく治療が開始できます。
(診断後追記予定)
最後に
ここまで来るの4か月ほどかかりました。
ようやく治療が開始できると思うと本当続けてよかったと思ってます。。
次回はカウンセリング側の内容をまとめていこうと思います。
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