ホルモン治療の実体験記録第2弾です。
今回はホルモン治療から1か月経過後の精神的変化をまとめていきます。
ホルモン治療1か月の変化まとめ
お疲れ様です。
MtFご支援研究所、博士のLenaです。
^p^
こんにちは、自称博士の助手です。
本日は「ホルモン治療」の経験記録第2弾として、
私の心に起きた変化をお伝えしていきます。
POINT
結論
デメリットとの向き合い方を考えましょう。
デメリットとの向き合い方を考えましょう。
自分にあった調整方法を見つける事が大切です。
② 自信 向上
悪化内容
① 情緒 悪化
② 不安感 悪化
③ 焦燥感 悪化
改善内容
① 性別違和 緩和② 自信 向上
悪化内容
① 情緒 悪化
② 不安感 悪化
③ 焦燥感 悪化
身体的変化に関しては以下にまとめましたのでご確認ください。
一部不足情報を追記しております。
・精神的変化
・副作用(次回)
^p^
私は前回同様QAを担当します。
結論
1か月を通して私が出した結論は以下となります。
精神に与える影響は大きい。
デメリットをコントロールする必要がある。
後述しますが、デメリットに「情緒が不安定になる」と言うものがあります。
これが人によっては辛いものとなるため、
コントロールできる力を身に着ける必要があると考えております。
^p^
コントロール方法とか言われてもわからんぜよ。
そんな土佐出身MtFさんには、
私なりのコントロール方法も合わせてご紹介いたします。
性的違和の緩和
発生時期:初注射後1日後
発生期間:永続(1か月経過)
発生特徴:満足感と幸福感に満たされる
性的違和の緩和はかなり早い段階に現れます。
これは以下の要因で個人差が大きいと考えてます。
1.治療開始までに費やした時間
人は我慢した時間が長いほど、解放された喜びが大きくなります。
この効果を「カリギュラ効果」と言います。
この特徴はホルモン治療開始にも当てはまると考えております。
性的違和を感じてきた時間+判定会議に費やした時間が大きいほど、この効果を感じやすくなるのかと思います。
2.女性ホルモンによる男性化の緩和
女性ホルモンにより、今以上の男性化が緩和されます。
MtFさん自身が肌身で感じ取ることにより、
違和の緩和に繋がるのではないかと考えております。
QA
^p^
Q.永続的に緩和されるとした根拠は何ですか?
根拠としては2の効果が根拠となります。
身体的変化は1か月、3か月と周期的に効果が出る部位が変わります。
視覚的に様々な変化を実感することが出来るため永続的に効果があると結論付けました。
自信の向上
発生時期:初注射後1週間
発生期間:永続(1か月経過)
発生特徴:特になし
厳密には「自己肯定感」「人生観の変化」の向上によってもたらされる相乗効果と言ったところでしょうか。
自己肯定感
ありのままの自分を自分が受け入れられるかと言った意味があります。
私も含め、MtFさんは自己肯定感が低い傾向があるようです。
しかし、落ち込む必要はございません。
女性でありながら、男性的外見特徴を持っている自分を受け入れる事が出来ないのは当然のことです。
人生観の変化
自分自身の人生や人間全般の人生について抱く諸観念の事を指します。
人生観には生活環境、気質、性格などあらゆるものが作用して形成されると言います。
私独自の見解ですが、
人生観には「自己肯定感」が深く絡んでいると思います。
自信
最後に自信には、
どんな状況で自分自身を信じることが出来るか?といった意味があります。
MtFさん自身の人生観をあなた自身が否定しない事。
その「自己肯定感」の向上こそが、
自信へと繋がるのです。
QA
^p^
Q.ちょっと何言ってるかわからない。
おいこら。
情緒の悪化
発生時期:注射後3~5日(不定期)
発生期間:永続(1か月経過)
発生特徴:対策が必要
原因はホルモンバランスの乱れによるものと考えております。
精神的変化で最も厄介なデメリットです。
症状としては以下のような例があげられます。
・気分の浮き沈み
・無気力感(副作用に記述)
・途方もない不安感(後述)
・原因不明の焦燥感(後述)
・感受性の増大
この5点は全て私の身に起こった事の為、個人差はあると思います。
気分の浮き沈み
私の場合、就寝前や寝起きなどに「過去のトラウマがフラッシュバックする」
といった症状に悩まされました。
また、思考がネガティブな方向へ流れやすくなります。
周期的には2~3日間気分が沈んだ状態が続き、
4~5日かけて徐々に改善するを繰り返している状態です。
感受性の増大
ホルモン治療を始める前のLenaさんは、
ちょっとしたことで動じるようなタイプではありませんでした。
しかし注射後は以下のような変化がございました。
・涙もろくなった
・相手の感情に流されやすくなった
・ストレスに弱くなった
QA
^p^
Q.気分の浮き沈みの対策は何ですか?
一つ目が、自分の浮き沈み周期を知る事です。
予めわかっている状態であればある程度対策が可能です。
二つ目に、客観的視点を持つことです。
自分の気分が落ち込んでいるときに、自分は今落ち込んでいるのだと客観的視点で見て分析をしましょう。
^p^
Q.辛いときはどうすればよいですか?
私が実践していることは、
「紙に今思っている感情を書きなぐる」と言うものです。
ため込んでいる感情は吐き出すと案外楽になるものです。
思いっきり書きなぐった後に破り捨てるとスッキリしますよ。
是非お試しください。
また、「笑い顔をする」と言うのも効果的です。
辛い時に笑えなんて酷だ。と思いますが、
作り笑いをした際に不思議と辛さが和らぎます。
医学的には、作り笑いをすることにより、脳が「笑っている」と勘違いを起こします。
その過程で「セロトニン」と言う物質が分泌され、
ノルアドレナリンなどを抑制させます。(結果的に精神が安定する)
逆境に立ち向かう主人公をイメージしながら不敵に笑ってみましょう。
気持ちがとても楽になりますよ。
(やりすぎて変人にならないように)
不安感・焦燥感
発生時期:注射後3~5日(不定期)
発生期間:1週間程度
発生特徴:慣れてくると感じなくなる
こちらも原因はホルモンバランスの乱れによるものと考えております。
幸い情緒の悪化の中でも症状が軽い方に入ると思います。
人間には「自律神経」と言う器官がございます。
自律神経には身体の動きを活発にする「交感神経」と体を休める時に優位となる「副交感神経」がございます。
ホルモンバランスが乱れると、この「自律神経」のバランスが乱れ、
休んでいるときに「交感神経」が優位になるといった障害が起こります。
これは一時的なもので慣れると乱れは起こらなくなりますので
そういうものなんだという心構えでいれば大丈夫です。
^p^
Q.でも辛いときはどうすればよいですか?
自律神経を整える方法はいくつかございます。
効果的なのは「健康的な生活をおくること」です。
特に「睡眠」が重要で、夜更かしせず質の良い睡眠を普段から心がけましょう。
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Q.即効性あるの教えてクレメンス
Lenaさんチョイスは「寝る前に暖かい飲み物を飲むこと」ですね。
足先が冷えやすいMtFさんは、
体内温度から上げる事を意識すると質の良い睡眠がとれますよ。
最後に
ホルモン治療1か月のリアル第二弾をお伝えいたしましたが、
いかがでしょうか?
^p^
精神的にも影響は大きいのですね。
最後は副作用についてまとめていきます。
最後にモチベーション維持の為
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ありがとうございました。
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